令和5年6月27日、横浜市会の第1回臨時会が開催された。
本会議では、議長と副議長の辞職が承認された他、複数の市報に関する報告が行われた。
まず、議長の辞職について、前議長の清水富雄氏は、「議長在任中は、ウクライナへの対応など様々な経験があった。」と振り返り、議会運営への協力に感謝の意を示した。
続いて、副議長の任期を全うした高橋正治氏も「新型コロナウイルス対策と国際的な問題への対応に注力した。」と述べ、議員活動を振り返った。
また、日程4から6では、令和4年度横浜市の予算に関連する複数の市報が一括論議され、平原敏英副市長が詳細な報告を行った。市報第10号は329億2904万余円の繰越明許費についてであり、市報第11号は34億5297万余円の事故繰越について報告された。
会期は1日間と決定され、議長の選挙が行われ、瀬之間康浩氏が新たに議長に選出された。彼は「公正かつ円滑な議会運営に努める所存」と新たな責任を強調した。
さらに、副議長選挙では福島直子氏が選ばれ、彼女は「選任に感謝するとともに、議会運営に全力を尽くす。」と述べた。
横浜市会では歴史ある議会運営が継承され、新たな議長と副議長の下でさらなる発展が期待される。今後も地域の発展に向け、しっかりとした体制が整うことが期待される。