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横浜市会、コロナ対策・新任市長の施策を可決

横浜市会が9月29日に行った定例会で新型コロナ対策の補正予算案を可決、若者接種センターの設置や深夜・早朝接種が決定。
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横浜市会が9月29日に行った第3回定例会では、令和3年度の一般会計補正予算や各種条例改正が審議されました。

議事の冒頭、山中竹春市長は、新型コロナウイルス拡大防止に向けた施策を強化することを目的に、ワクチン接種の加速化プランを発表し、特に若者世代への接種促進を訴えました。注目されるのは、若者向けワクチン接種センターの設置および深夜・早朝接種の実施です。市長は、10代から30代の接種率が低いため、特化した接種の場を設ける重要性を強調しました。

豊田有希議員は、接種会場がすでに1700以上存在し、余剰が生じている現状を指摘し、新たな設置には疑問が残ると述べました。しかし、市長は、集団接種や個別接種での予約が取りづらい声を受けて、新たな接種機会の創出が必要だと説明しました。

さらに、新型コロナウイルスに関連する抗体カクテル療法とステロイド治療についても議論が交わされ、早急な治療対応が求められました。新型コロナウイルスの第5波を考慮し、医療体制を拡充することが市民の信頼を得るためにも必要であるとの意見が多くの議員から上がりました。

また、議会では、ステロイド治療支援についても注目が集まり、自宅療養者が安心して過ごせるよう、早急に治療体制を整える重要性が再確認されました。市長は引き続き、感染拡大を予防するための体制強化に努める意向を示しました。

議会の結論として、予算案は賛成多数で可決され、新型コロナウイルス対策が一層具体化される運びとなりました。今後の進展が期待されます。

議会開催日
議会名令和3年9月横浜市会第3回定例会
議事録
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