令和3年第2回横浜市会定例会が、5月18日午前10時に開会され、会期は6月4日までの18日間と決定された。
本定例会では、常任委員や特別委員の選任、様々な議案が審議される中で、デジタル化推進特別委員会の設置が話題となり、原案通り可決されることが確認された。特別委員会報告書も一定のコンセンサスを得て、全会一致で承認された。
また、議長の横山正人氏が辞職し、清水富雄氏が新議長に選出される一方、副議長には高橋正治氏が任命された。新しい議長就任の挨拶の中で、清水委員は「公正で円滑な議会運営を誓う」と述べた。
選挙により選出された新たな委員たちは、それぞれの委員会において積極的な活動が期待される。特にデジタル化推進特別委員会が設置されたことにより、市のデジタル施策の推進に向けた具体的な動きの加速が見込まれる。
先日の報告では、特に新型コロナウイルスに伴う施策も取り入れながら、効率的な市政運営を進めていく姿勢が示された。議会の議論の中で、委員たちがそれぞれの専門性を活かすことで、横浜市政の円滑な推進に貢献する意義が強調されている。
新議長の清水氏は挨拶の中で「横浜市の発展に尽力する」と述べ、職員や議員の連携を強く呼びかけたことが印象的であった。選出された新たな委員たちにも、議長のリーダーシップのもと、市政の重要課題に取り組む姿勢が求められる。
このように、新しい体制となった横浜市会は、今後もデジタル化や市民サービスの向上を目指し、議論を続けていく方針である。市民の安全と福祉を重視する方針をもって、さまざまな意見を取り入れながら、横浜の未来を拓くための取り組みが期待される。