令和4年第1回定例会では、重要な決議案と議案が審議された。
まず、ロシアによるウクライナ侵略に断固抗議する決議について、議会は全会一致でこれを可決した。
市長の下鶴隆央氏は、今回の軍事侵攻が国際法違反であると強調した。さらに、過去の戦争を振り返り、核兵器による威嚇を許さない固い意志を示した。
続いて、議会は第110号議案ないし第147号議案を審議した。これらの案件では、地域に根ざした施策の実現が求められている。特に、廃止されるおくやみコーナーの利用状況や、高齢者の終活支援が重要視された。「おくやみコーナー」の利用者アンケートでは、円滑な手続きを実施したことが評価されている。また、高齢者の増加に伴う終活支援の計画が議論された。
出会いサポートイベントは、少子化対策の一環として議論され、婚活を促進させる施策が必要であると指摘された。特に、婚活業界への新たな支援策が求められている。
また、ヤングケアラー支援についても意見が交わされた。家庭内で介護を行う子どもたちへの具体的な支援策が推進される必要がある。今後は、地域における啓発活動が強化されることが期待されている。
令和4年度の友愛パスの取組状況が報告され、公共交通機関の利用促進が求められた。さらに、ナイトパス導入についても、公共交通の利便性向上が期待される。
電子図書館サービスが、図書館の利用促進とともに、読書活動を広めることに寄与することが確認された。利用者数の推移が注目され、地域経済にも波及効果が見込まれている。
グリーフケア・サポートの重要性も強調され、精神的なサポートが切望されている。
最後に、新型コロナウイルス対策として、各種事業が継続され、県からの支援に基づいた対策が求められている。特に、感染状況を注視しつつ、医療機関や福祉施設への支援策を充実させることが求められている。