令和6年第1回定例会が行われ、多忙な議事の中で市の課題、施策が議論された。特に防災や交通事業、文化振興が関心を集めた。
防災ボランティアに関しては、多くの市議がその重要性を指摘した。松尾まこと議員は能登半島地震の影響を踏まえ、ボランティア活動の体制や十分な環境整備の重要性を強調した。特に、災害ボランティアが長期的に活動を支え続けられるよう、訓練や地域との連携が必要であると指摘した。ボランティアの役割は今後も高まる一方、街の人々が安心して参加できる体制づくりが求められる。
また、地方公共団体の基幹業務システムの統一化について、報告があり、標準化の進展が今後の行政手続に与える影響も改めて認識された。特に、システム移行に際し現行業務の見直しが必要とされている。この取り組みは、住民サービスの向上や行政運営の効率化につながるとの期待が集まっている。
さらに、交通事業についても議論が行われ、特に交通局の運営状況に注目が集まった。市街地の交通混雑に影響するバス路線の減便が多く見られる中、公共交通の見通し、利用促進策についての見解が求められた。特に、民間運送業者との連携強化が重要であり、流動的な交通環境に柔軟に対応する体制づくりが必要とされている。
特に、若年層と高齢者より広がりのある施策が期待され、地域でのさらなる取り組みが必要であると確認された。