令和2年第4回定例会において、様々な重要なアジェンダが取り上げられました。
財政運営には厳しい局面が待ち受けており、特に新型コロナウイルス感染症の影響が深刻な影を落としています。市の企画財政局長は、来年度の歳入見込みについて新型コロナの影響で市税や地方消費税交付金が大幅に減少する見通しを示しました。歳入確保や事業の徹底した見直しが求められています。
さらに、保育所や教育施設における災害時の臨時休園基準についても議論されました。教育委員会として、児童や職員の安全確保が最優先であることを再確認し、それに基づいて柔軟に対応する必要性があります。保護者と体制を整えることも重要であるとの意見がありました。
児童関係の取り組みでは、乳幼児健康診査の受診率についての報告もありました。受診率は高いものの、特定の層にはもっと力を入れる必要がありそうです。未受診者への訪問による情報提供策も強調されました。
また、個人情報の保護に関連して、最近の情報流出事件が波紋を広げています。本市もこの問題に対する意識を強め、情報セキュリティの強化を図ることが求められます。
使用済み紙おむつの処理についての質問も出され、循環型社会の構築に向けた取り組みの必要性が示されました。