令和4年第1回鹿児島市議会定例会が2月14日に開会した。
議長の川越桂路氏は、議会の会議録署名議員に仮屋秀一議員と伊地知紘徳議員を指名した。さらに、議会の会期を37日間と決定した。これは2月14日から3月22日までの期間となる。
本日は、17件の議案が上程され、これには令和3年度の補正予算や幾つかの条例改正が含まれている。市長の下鶴隆央氏は補正予算として、一般会計において71億5,231万円の増額を提案した。これにより、一般会計の総額は3,036億9,665万3千円となる。
新型コロナウイルス感染症対応に要する経費が含まれており、経済への影響を抑えるための支出が見込まれる。総務費では、市債管理基金への積立金が計上され、民生費においては障害児支援事業費が追加された。
また、商工費では地域経済の活性化を狙い、消費喚起策や雇用維持支援金が提案された。特に、プレミアム付商品券の発行支援事業も行われる。
加えて、工事請負契約締結の件や、医療事故に伴う損害賠償額の決定に関する議案もあり、地域の安全性を向上させる取り組みという観点から関心が集まっている。さらに、鹿児島市営住宅条例の一部改正により、新たに市営住宅が設置されるなど、住宅政策についても注意が必要だ。