令和元年第2回定例会が行われ、議論の中心にはサッカー等スタジアムの建設があった。
このスタジアムは鹿児島市のスポーツ振興の核となる重要な施設として位置づけられており、候補地の選定が急務である。
平山タカヒサ議員はサッカースタジアム建設の話題を取り上げ、強調したのは住吉町十五番街区の可能性である。この地区に対する県知事の前向きな発言は市の関心を引く存在となった。市長の森博幸氏は、適切な場 所への候補地選定に向け、様々な要素を考慮し、関係者と慎重に協議を進める意向を示した。これに対し、議員からは明確な意見が寄せられており、"鹿児島らしさを感じられる"施設としての期待も寄せられている。
また、議事では鹿児島中央駅西口の再開発に伴う交通対策も議論され、平山議員は交通渋滞が引き起こす問題について問題提起し、再開発の 客観的なメリットと施策の必要性を訴える場面もあった。
さらに、働き方改革を通じて市職員の労働環境をどのように改善していくのかも重要な議題である。市長は、職場が心身ともに健康的であることが持続可能な発展につながると強調しいた。ここに注目した議員からはさらなる具体的な対策を要望されていた。
続いて、幼児教育・保育に関する無償化や交通局のバス事業に関する提言もあり、それぞれの現状に対する指摘がなされた。特に、親の就労状況や都市化などを背景とした保育需要が高まっており、待機児童数の増加が続いている現状に対し、より一層の対応が求められていることが浮き彫りとなった。
会議の最後には、強度行動障害児の支援や放課後児童クラブの待機児童を減らすための施策についても議論され、課題の認識が進んだ。
今後は、各々の施策を経て、具体的な支援内容や予算案の確保が求められる時期が近づいている。