令和4年1月17日、鹿児島市で第92号議案が可決された。
この議案では、令和3年度の一般会計補正予算が提案されている。
防災福祉こども委員会の大森 忍委員長は、審査報告において原案通り可決すべきと述べた。
本議案では支援員の報酬引き上げが主要なポイントであり、児童クラブ支援員の時間給は1千円から1030円へ、補助員は870円から900円に引き上げられる。
ただし、報酬の引き上げにより、勤務を控える支援員が出る懸念も指摘されている。
委員長は、743人の支援員の78%が配偶者の被扶養者とされるデータを提示し、支援員確保については引き続き様々な対策を講じる考えを示した。
また、住民税非課税世帯への臨時特別給付金事業も話題となり、10万円が給付される。
対象は、住民税非課税世帯や新型コロナウイルスの影響を受けた世帯で、要件を満たす必要がある。
申請時に必要な書類の確認方法についても詳細が紹介され、特に収入見込額による判定について大切な情報が提供された。
最終的に、全議員から「異議なし」との意見が出て、補正予算は原案通りに可決された。