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鹿児島市議会、後期高齢者医療議員選挙を実施、議案質疑も活発化

鹿児島市議会において、後期高齢者医療議員選挙が行われ、森山議員は高齢者福祉の重要性を強調。他にも議案についての質疑が交わされた。
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令和5年6月20日に開催された鹿児島市議会で、本会議が開かれ、重要な議題が取り上げられた。

主な議事は第8号議案から第20号議案までの13件であり、質疑が続行された。特に、森山きよみ議員は、後期高齢者に関する施策について具体的な質問を投げかけた。彼女は、65歳以上の高齢者を対象にした「愛のふれあい会食事業」について、その効果や実施状況について評価が不十分であるとの意見を示した。

森山議員は、事業の目的と孤独死の件数推移を確認した上で、人口に対する配食数がこれに追いついていないことを指摘した。配食数が減少している背景には、コロナ禍があることや、高齢者の増加に対して事業が適切に対応できていないという現実が浮き彫りになった。福島宏子健康福祉局長は、配食事業について年度毎の推移を説明し、今後の取り組みに意欲を示した。

特に、孤独死の増加は注目される問題で、昨年度の23件に対する対策が求められている。森山議員は、事業の継続適法を促すため検証を行う必要性を強調し、この事業が有効に機能しているのか再考するべきだと訴えた。

また、通知された他の議題には、鹿児島県後期高齢者医療広域連合議会議員の選挙が含まれており、今後の鹿児島県における高齢者医療の重要性が再確認される中で行われた。議長の川越桂路議員が本日の投票を行う旨を述べ、議場の閉鎖を命じて投票用紙が配付された。投票の結果、候補者7人に対して41票の投票が行われ、有効投票は41票であった。結果は、川越桂路議員が36票、持留良一議員が5票を獲得し、選挙結果が報告された。

質疑応答の後、議題が充実し、議会は順調に進行した。今後、後期高齢者医療の課題対応が求められる中、議員らは引き続きしっかりとした市民のための政策推進が必要とされる。

議会開催日
議会名令和5年第2回定例会(6月)
議事録
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