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鹿児島市議会、12月定例会で28件の議案を可決

令和5年第4回鹿児島市議会定例会が開催され、28件の議案が可決。不登校児童生徒への経済的支援制度設立を求める意見書も通過。
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令和5年第4回鹿児島市議会定例会が、2023年12月22日に開催され、重要な議題が審議された。

今回の会議では、まず、まつお晴代議員による発言取消しの件が扱われ、発言部分の取消しが決定した。まつお議員は、12月12日の本会議において行った個人質疑の際、障害児通所支援事業所に関する発言について、発言の取消しを申し出たことに関連し、議長がこれを受け入れた。議長(川越桂路議員)は、異議なしと認め、迅速に処理された。

次に、たてやま清隆議員の発言訂正の件が議題となり、12月5日の本会議での表現の誤りについて訂正の申出があった。これも議長が受理し、課題が解決した。

議案審議は第56号議案から第83号議案に至り、各常任委員長の審査報告が行われた。特に、市民文教委員会による意見書案第10号では、不登校児童生徒に対する多様な学習機会の確保を求める内容が提示された。これは、経済的支援制度の確立が求められるもので、市議全体で支持され、原案の通り可決された。市民に対して多様な学習の機会が重要であるとの認識が改めて示された。

また、一般会計補正予算に関する議題も上程され、特別職の職員の給与改定が話題となった。これに対し、議員からは市民生活への影響を懸念する声が上がり、特に物価高騰背景に市民の理解を得られないのではないかとの意見が相次いだ。多くの議員がこの議案に慎重な姿勢を示しつつも、最終的には原案通りに可決された。

その他、請願・陳情については、閉会中の継続審査の件が確認され、多数の請願が一括で処理された。

最後に、市長の下鶴隆央氏からは、令和5年の振り返りや市民との協働に対する感謝が述べられ、今後も市政運営に尽力する意向が示された。

議会開催日
議会名令和5年第4回鹿児島市議会定例会
議事録
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