令和2年第1回臨時会が5月18日に開催され、市議48名が出席した。
本日は、新型コロナウイルス感染症に関連する数々の議案が議題に上がり、特にマスク配付、特別定額給付金、学校給食関連補助金、事業継続支援金が主なテーマとなった。
マスク配付事業について、鹿児島市長の森博幸氏は、「市民に対して迅速に対応するため、随意契約でマスクを調達した」と述べ、その費用は約１億円を超えていることが明らかになった。市は全世帯に向けて一世帯あたり5枚の不織布マスクを配る計画だが、品質問題や不便な使用感の報告も寄せられ、今後の改善が求められている。
特別定額給付金については、新型コロナウイルスの影響で臨時給付が必要な市民を支援することがその目的であり、対象者は児童手当を受け取る世帯で、約8万人を見込む。支給金額は一児あたり1万円であり、一般的な家庭にとっては助けとなる。鹿児島市の受給拒否者への案内チラシにより、意図的に受給を避ける人々にも配慮された対応が期待される。しかし、受給希望者がうまく手続きできるような周知方法に改善が望まれるとの意見も多く、特にDV被害者や特別な考慮を要する方々への支援も重要とされている。
次に、学校給食費に関する補助金についてのプランが発表された。特に、給食中止に伴う事業者支援を目的に、国と連携した施策を講じるといった内容が議論され、給食業者への経済的支援を図ることが確認されている。