令和3年9月1日、鹿児島市議会は第3回定例会を開催した。
会議は午前10時に開会し、議事日程に沿って進行した。まず、議席の変更について報告し、異議なしで承認された。
続いて会議録署名議員の指名や会期の決定が行われ、会期は9月27日までの27日間と定めた。
特別委員の選任では、桜島爆発対策特別委員にたてやま清隆議員、都市整備対策特別委員に平山哲議員が選任された。
議案審議では第36号議案から第63号議案まで28件が一括で議題に上がった。市長の下鶴隆央氏は、提案の理由を説明し、新型コロナウイルス感染症対策や地域経済活性化に要する経費を含む予算内容を強調した。
今回の補正予算は一般会計で13億3,951万6千円を追加し、総額で2,705億1,433万3千円に達する見通し。
主な補正内容として、移住支援事業や課題解決に向けた様々な施策が盛り込まれ、過去の経験を基にした柔軟な対応が求められている。
さらに、鹿児島市の特定教育・保育事業に関する条例の改正や工事請負契約に関する議案も提案された。これにより、教育の質向上と地域の公共インフラの整備が期待される。
また、タブレット端末の購入など、教育環境の整備に対しても積極的な投資が進められる。市民生活と地域経済に直結する施策が今後の鍵となる。
以下の28件の議案は、詳細な内容の審議を経て、適切に議決される見込みである。この後、明日から9月6日まで休会とし、9月7日から議会を再開する予定。