令和4年第7回観音寺市議会臨時会が開催された。
10月21日、議案第70号の審議が行われる。この会議では、令和4年度観音寺市一般会計補正予算(第6号)が主要な議題となっており、歳入、歳出ともに3億7,801万円の追加が提案された。これにより、補正後の予算総額は309億6,299万6,000円となる。
市長の佐伯明浩氏は、「今回の補正予算は、市民への支援を目的としている」と述べた。具体的には、民生費として電力・ガス・食料品等価格高騰緊急支援給付金支給事業に3億6,201万1,000円、衛生費として新型コロナウイルスワクチン接種事業に1,599万9,000円が計上される。
また、大平直昭議員(文教民生委員長)は、委員会での審査を通じて「新型コロナウイルスワクチン接種に関する情報発信を強化する意見が出された」と報告した。これに対し、委員会では全会一致で原案通りの可決が決定された。
この臨時会における大きな目的は、低所得世帯への経済的支援の確保にある。市長は、議決後に「支援策の実施に努めてまいります」と強調した。議員はその後、質疑や討論を行ったが特に意見は上がらず、議案は無事に可決、閉会となった。