観音寺市では、令和5年第1回市議会定例会が開催された。
会議は2023年3月1日、観音寺市議会議事堂で行われ、議事日程や議案が審議された。
会期は24日間に設定され、議案は全27件発表された。
主な議案には、子ども医療費助成やひとり親家庭等医療費助成、重度心身障害者医療費助成に関する条例改正が含まれ、これらは市民生活に寄与する重要な施策である。
市長の佐伯明浩氏は、施政方針説明において新年度予算案の要旨を述べた。
予算額は302億6,000万円で、歳入は主に市税と地方交付税から成り立っている。
特に、観音寺市では「しごと」と「ひと」の交流を推進するまちづくりが強調された。
新道の駅の整備や、医療系大学の誘致がその一部であり、地域産業の活性化を目指している。
市長は新道の駅の整備に際し、多くの市民の意見を求め、基本的な計画を進める姿勢を示している。
また、交通網の整備についても言及があり、市内での交通サービス向上が求められている。
市民の安全を守るため、交通安全対策も重要視されており、市内の危険箇所を徹底的に点検する方針だ。
さらに、昨年より進められているデジタル技術の活用についても説明され、特にマイナンバーカードの普及が進んでいる。
市民サービス向上を目指し、デジタルガバメントの実行計画が推進されているとのことだ。
市長は、「市民の皆様により良い生活を提供するために、この施策をしっかりと進めていく」と強調した。
次回の会議は2023年3月8日に開催される予定で、市議会は引き続き市民のための施策を審議していく。