令和4年第3回観音寺市議会臨時会が5月24日に開催され、6つの議案が上程された。
議案の中心は、市税条例の改正や緊急経済対策を含む一般会計補正予算である。
市長の佐伯明浩氏が提案した議案第49号は、294億9,506万5,000円の予算に3億4,506万5,000円の追加を行う内容だ。
この補正予算には、住民税非課税世帯への支援や、新型コロナワクチン接種事業に関する財源を含む。
具体的には、臨時特別給付金支給事業として1億2,286万円が計上されている。さらに、ワクチン接種事業には1億4,611万4,000円が追加される。
議案第44号および議案第45号については、専決処分の承認を求めるものであり、地方税法の改正に基づくものである。
それぞれの議案には反対意見もなく、全会一致で承認された。
また、議案第46号の市道路線の変更や、議案第47号と第48号の消防ポンプ自動車及び小型バスの取得についても同様に、特に異論なく可決された。
市長は、臨時会の後に行われた挨拶で、香川県の感染拡大防止対策の継続に触れ、今後も市民の協力を求めた。