観音寺市議会が開催した臨時会では、令和2年度一般会計補正予算などが審議された。
議長の大賀正三氏が挨拶し、臨時会は7月28日午前10時に開会した。
出席議員は20名で、会期が本日1日であることが確認された。
今回の議題である議案第70号は、一般会計補正予算の案だ。
市長である白川晴司氏は、予算総額が349億8,813万8,000円に達し、歳入・歳出がそれぞれ4億743万円の追加が行われることを説明した。
歳出の主な内容には、テレワーク環境整備事業に2,947万2,000円、出産育児支援金に3,335万5,000円などが含まれる。
また、商工費では観光関連事業者への支援等に合計約5,678万円が追加される。
この補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策への取り組みとして重要であると考えられ、市議会の各委員は賛成意見を示した。
総務委員である伊丹準二議員は、調査の結果を報告し、いずれも全会一致で原案どおり可決すべきとの意見が繰り返される。
最終的に、議案第70号は賛成多数で可決された。
白川市長は、議院と市民に感謝の意を示し、協力を求める声を上げた。
議会では、最近の豪雨やCOVID-19感染者確認への対策についても言及があり、地域の安全確保へ向けた姿勢が見られる。
議会は午前11時30分に閉会し、全議題の審議を終了した。