12月16日、観音寺市議会が令和4年第9回定例会を開会し、様々な議案が審議された。
会議では、議案第72号から第81号まで及びその後の補正予算が全会一致で可決された。特に議案第72号の観音寺市附属機関設置条例の改正については、新たに設置される道の駅市民検討委員会の設立が盛り込まれており、地域の活性化が期待されている。
また、議案第73号では非常勤職員の報酬改定が提案され、これも全会一致で通過した。定年等に関する条令改正や職員の勤務条件に関する議案が一連の流れで議論され、全員の賛成のもと、改正が進められた。
議案第90号では、令和4年度観音寺市一般会計補正予算が発表された。この補正予算は、歳入歳出ともに73,242万円を追加し、予算総額が316億9,541万6,000円に達する見込みだ。特に、総務費への加算は注目される。
この中には群を抜いて多くの金額がふるさと納税推進事業に充てられる予定で、地域貢献が期待される内容となった。
議案第97号では個人情報保護法施行条例が制定されることになった。この新条例はデジタル社会への適応を目指し、個人情報の取り扱いや保護に関する新たな枠組みを提供することを目的としている。これもまた全会一致で通過した。