観音寺市は令和3年第2回定例会を開催し、いくつかの重要な議案を審議した。
注目されたのは、市長及び副市長の給料に関する特例措置で、現状維持が合意された。
市長の給料減額は、新型コロナウイルス感染症の影響で持続可能な財政運営を求められる中で、反対意見はなく、全会一致で通過した。
また、教育長の給料に関する改正案も同様に可決された。
この改正案は、教育委員会としての役割を果たしつつ、健全な財政運営に資するものであるとされている。
職員給与の控除案についても審議が行われ、こちらも多くの議員から支持を受け、無事に可決された。
さらに、地方創生応援基金条例の制定案にも触れられ、法人からの寄附金を適切に管理し、地域振興への活用を目指すとの発表があった。
議案第15号として上程された新たに生じた土地の確認について、観音寺港の環境整備に関する事業による土地確認の目的が明示され、議会はこの土地確認に全会一致で可決した。
また、町の区域についての変更も行われ、これも多くの賛同を得て通過した。
健康交流施設「おおのはら」の管理者指定に関する議案も可決されたが、これは議会からの要請を受けたものである。