観音寺市議会は、令和5年第4回定例会を8月31日より開催し、数多くの重要な議題が取り上げられた。
具体的には、会議録の署名議員の指名、会期の決定や副議長の選挙が行われ、議会の運営がより円滑に進むよう努めていることが強調された。
特に、副議長の選挙では、篠原重寿氏が当選し、「議会運営をより良くしていく」と決意を示した。
また、賛否が分かれる議題も存在した。特に、議長不信任決議が浮上し、大久保隆敏議員が篠原和代議長に対し不信任案を提出したことが注目を集めた。彼は具体的な理由として、「議長の責任ある行動が欠けていた」という点を挙げた。
これに対して篠原和代議長は、「今後はより一層の注意を払う」との意向を示したが、議会はその判断を委ねることとなった。
次に、令和4年度の歳入歳出決算の認定についても議論がされ、認定第1号から第10号までの各決算は議論の末、多少の修正を経て認定された。これにより、観音寺市の財政状況がどのようなものであったかが明らかになった。
また、議案第53号にて地域経済牽引事業の促進に係る固定資産税の課税免除に関する条例の改正が提案された。この改正により、地域の経済効果の向上が期待される。
会期は9月21日までの22日間と決定され、特に9月の初旬に関しては議案調査のために数日間の休会が設けられた。
このように、観音寺市議会は多岐にわたる議題に取り組み、円滑な市政の運営を目指していることが伺えるポジティブな会議であった。