令和2年第8回雫石町議会定例会において、雫石町の観光地域づくりと人口減少対策が重要なテーマとして議論された。
まず、観光地域づくりについては、今後の取り組みとして第三次行動計画の策定が進められている。観光戦略推進会議やワーキング会議を開催し、アドバイザー等の助言を受けながら、課題を洗い出し、適切な施策を検討している。特に、異業種間の連携強化が観光振興に寄与するとされ、地域資源の活用が期待される。
雫石町では、観光産業が厳しい状況下にある中で、他の産業との統合的な取り組みが模索されており、観光と農業との組み合わせが進められている。これにより、観光者の満足度向上や観光消費額の増加を図る方針である。
次に、人口減少と少子高齢化に関する取り組みが話題となった。男性の未婚率が増加傾向にあるとの観測があり、町では就業環境や支援策に力を入れていく必要がある。一方で、結婚に対する価値観の変化も影響しており、男女の出会いの場の創出が求められている。