令和2年6月9日、雫石町議会が開催された。この会議では、新型コロナウイルス感染症の影響に関する議題が中心に取り上げられた。具体的には、町議会議員の上野三四二氏は、生徒たちが手作りしたマスクを高齢者に贈る姿勢に感銘を受けたことを述べ、町民の健康を守る政策の必要性を訴えた。
続いて、新型コロナ対策として町長は、経済活動と感染防止の両立について説明した。特に、感染者が出ていない現状を補足し、町民の命を守るために引き続き警戒を怠らないとの姿勢を示した。また、特別定額給付金の進捗状況についても言及し、申請率92.9%を達成したと報告した。町民に給付金を迅速に支給するため、業務を効率化している様子が伺える。
さらに、教育長は学校教育に関する新型コロナウイルスの影響とその克服策について説明した。特に、学校の授業が進む中での児童への感染予防策に焦点を当て、教育委員会としても感染症対策を講じていると強調した。その一環で、オンライン授業関連ソフトの導入を進めているが、健全な教育環境の実現に向けて歩みを続けていく意向を示した。
また、旧南畑小学校跡地の利用についても言及があり、町長は今後の計画を早急に策定し、地域の人々に信頼できる説明を行っていく意向を表明した。過去の教訓を踏まえた計画策定が求められている。