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雫石町議会、農業支援とごみ減量化を議論

雫石町議会では、農業の致命的課題やごみの減量化策が採り上げられ、町長や議員が対策を明言しました。
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令和4年9月の雫石町議会定例会では、農業やごみ減量化に関する重要な議題が取り上げられた。

特に岩持清美議員は、農業を取り巻く課題として、米価の動向や資材価格の高騰について質問した。米の概算金は前年より減少しており、農家に対する影響は非常に大きい。

猿子恵久町長はこれに対し、現状の価格と農業者の高齢化や後継者不足が影響していると述べ、町として生産資材や光熱費の高騰を受けている農家に対し、何らかの支援を考えているとした。また、国の肥料高騰対策についても言及し、助成金制度を活用しながら、農業経営の継続を支援していく考えを示した。

次に、河川と安全施設の管理について、岩持議員は町内の河川やため池の安全確保について質問した。町長は、現状の維持管理及び補修計画について報告し、河川パトロールを行い、適宜補修作業を実施していると説明した。しかし、定期的な施設点検が必要であるとも強調した。

さらに、杉澤敏明議員の質問では、ごみの減量化と資源化の取り組みの現状が問われた。町民課長は、家庭からのごみの排出量が高いことを指摘し、特に生ごみの堆肥化を進める必要があると述べた。また、資源ごみの回収体制についても、他市町村の成功例を参考にしつつ、改善策を検討しているとした。

最後に、令和3年度雫石町一般会計各特別会計歳入歳出決算書訂正の件が議題に上がり、よくある誤りについての手続きと今後の対応策について協議された。町の透明性を高めるため、議会からの厳しい目が求められていることも感じられた。

議会開催日
議会名令和4年9月 雫石町議会定例会
議事録
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