令和4年12月に開催された雫石町議会において、議員たちは地域活性化や健康促進について活発に議論した。
特に、軽トラ市の活性化については、畠山操議員が触れた。彼は、今年度の来場者が過去最高の36,600人に達した要因として、感染対策やメディアの広報活動に言及した。観光商工課長の正木裕之氏は、その効果を高く評価し、今後の支援を約束した。
一方、駐車場問題も浮上した。来場者の増加に伴い、駐車場の不足や渋滞が顕著になり、町長の猿子恵久氏もその深刻さを認識していると述べた。議員たちは、臨時駐車場の増設や交通手段の改善を提案した。
また、男助山の活用についても議論された。畠山議員は、登山道に休憩所を整備することで魅力を高めるべきだとし、町長も調査研究を進める方針を示した。登山人口を増やすための観光資源としての活用も期待されている。
さらに、健康長寿の施策についても話題に上がった。議長によると、本町ではメタボ該当者率が高く、健康づくりについて更なる対策が必要との認識が共有された。町民の意識を改善し、効果的な施策を展開する必要があるとの意見が多かった。