令和6年6月3日、三木市議会は第382回定例会を開催した。
本定例会では、条例の改正や補正予算など合計6件の議案が上程された。仲田 一彦市長は開会の挨拶で、環境問題や地域の取り組みについて強調した。
特に省エネ家電の購入に対する補助が発表された。こちらは、温室効果ガス削減を目的とし、最大2万円の助成を行う。これにより、市民生活の負担を軽減する狙いもある。
また、定期的に更新される三木市総合計画の見直しも議題に上がった。市長は市民のニーズや環境課題に対応するため、計画が重要であるとした。定例会ではこの他、新たに策定される教育大綱についても触れ、教育環境の整備が進行中であるとする報告を行った。
市長は、環境月間として温暖化対策を呼びかけた。国際的な目標として、2030年度に温室効果ガスを46%削減するという目標の重要性を挙げ、議会の支援を期待した。
本定例会では、条例の一部改正や補正予算が予定されており、議員には継続した審議を求む意向が示された。次回の本会議は6月13日を予定し、議案熟読の期間を経て質疑に臨む予定である。議員からは協力や配慮を求める声が上がり、議場全体に熱心な雰囲気が漂った。