令和4年第371回三木市議会定例会が開催された。本会議では、条例改正や補正予算に関する審議が行われた。
会期は本日から6月27日までの25日間と決定した。
また、第38号議案として、三木市立認定こども園の設置及び管理に関する条例の一部改正が提案された。市長の仲田一彦氏は、廃園時期を令和6年3月31日に設定する理由を説明した。これは、就学前児童の増加が見込まれることを考慮したものであるとした。
次に、第39号議案に関する討論が行われた。令和4年度一般会計補正予算(第3号)の内容には、生活に困難な市民への給付金支給が含まれている。市長は、早急な支給が必要であると訴えた。
具体的には、住民税非課税世帯や低所得の子育て世帯への給付金として、今後必要になる経費の増額を提案し、特に生活困窮世帯が速やかに支援を受けられる体制を確保する意向を示した。
第40号議案の補正予算(第4号)では、新型コロナウイルスワクチンの4回目接種や様々な感染症対策の実施について報告された。市側は、接種体制を整え、円滑なワクチン接種が行えるよう努力する旨を発表した。
なお、上記の議案については、先日開催された三木市レディースゴルフトーナメントの成功を受けて、地域資源を活用したまちづくりの重要性についても触れられた。これにより、市としてはゴルフ関連の活動を通じて、地域振興に努めていく意向が示された。
最終的に、第39号議案に対する質疑が終結し、採決が行われた。結果、本案は原案の通り可決され、議事日程は終了した。市長は、議会の役割を再確認し、今後の市政運営に向けての協力を呼びかけた。