第383回三木市議会定例会が令和6年9月2日に開会した。
今定例会では、条例の改正や補正予算が提案されており、重要な議題が数多く含まれている。
市長の仲田一彦氏は開会に際し、道の駅「よかわ」が新規登録されたことを祝うとともに、地域活性化の取り組みを推進する姿勢を強調した。また、市は電子申請システムを導入し、市民サービスの向上を図ることも発表した。
具体的には、個人番号カードを利用した本人確認の方法が追加され、手数料の電子納付も可能となる。これにより、行政手続きがよりスムーズになると期待されている。仲田市長は、「行かなくていい市役所」を目指して、利便性を高めると述べた。
さらに、生活支援につながる施策も計画されており、特に健康づくりを支援するための新たな取り組みが期待される。既存の町ぐるみ健診に加え、オンライン申込みの推進により、高齢者を含む市民が利用しやすくなるという。特に、スマートフォンを利用した健康アプリの活用が進められ、デジタル社会への対応が迅速に進められる。
仲田市長はまた、最近の「みっきぃ夏まつり」において、参加者数が2万5千人に達したことを報告し、地域の活性化の重要性を改めて認識させられたことを伝えた。安全な運営を行ったことが市民から好評であった。
今定例会では、条例に関する議案が三件、補正予算が五件、決算の認定が七件提案されている。また、議会運営にあたっては慎重な審議が求められていることが議長からも強調されており、29日間の会期にわたる審議が続く。
本日の日程を終えた議会は、次回は9月11日に再開予定であり、早期の決定が期待されている。議員たちには、重要な議題に対する慎重な議論が求められている。