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三木市議会、一般会計補正予算など6件を審議

三木市議会が令和5年第376回定例会で職員特殊勤務手当の改正や一般会計補正予算などを審議。市民の声を反映した施策の重要性が強調される。
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令和5年第376回三木市議会定例会が6月19日に開かれた。主な議題には、職員特殊勤務手当や税条例の改正、火災予防条例の改正、令和5年度一般会計補正予算などが含まれ、質疑応答が行われた。また、議長の松原久美子氏が開会を宣言した。

この日の会議では、まず会議録署名議員が指名され、内藤博史議員と泉雄太議員が選ばれた。続いて、第25号議案「三木市職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」が取り上げられ、西垣弘志議員が質疑に立った。彼は実際の施策や予算計上の妥当性を確認し、市長に意見を求めた。

市長の仲田一彦氏は市民の意見を反映した施策の重要性を強調し、議員の質問に対し、「施策の追加については市民の意見やニーズを十分に精査した上で、必要であれば追加していく」と述べた。また、職員の採用や勤務条件についても言及し、法令に基づいた適正な運営の重要性を示した。

次に、産業振興部長の赤松宏朗氏が、地域の農業振興計画について報告した。特に、山田錦の振興や農業従事者の育成について、新たな施策を策定中であることを明らかにした。具体的には、農業経営基盤強化のための基本構想の見直しや、地域計画の策定が進められている。

西垣議員は、有機農業や地域計画に関する質問を続け、農地の保全や新たな施策の必要性を強調した。また、地域の特産物を生かした推進策が地域振興に寄与することを懸念した。市長は、三木市の特産物を積極的に活用していく意向を示し、農業の振興策について具体的な計画を進める方針を述べた。

さらに、公共施設再配置計画についても議論された。市民生活部長の降松俊基氏が公共施設の適正配置や長寿命化改修計画について説明し、今後の市民要望への対応の重要性を呼びかけた。市は、スポーツ施設の廃止についてスポーツ団体との協議を行った結果、一定の理解が得られていると報告した。

議会は、今後も市民の声やニーズを映し出しながら、より良い行政運営を目指す姿勢を強調した。今後の方針として、市民との対話を重視し、透明性の高い行政を進める考えを示した。最後に、各議案は所管の常任委員会に付託され、次回の議会は6月28日に再開される予定である。

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議会名令和5年第376回三木市議会定例会
議事録
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