第366回三木市議会定例会が9月1日に開会した。
新型コロナウイルスの影響が依然として続く中、今定例会では10件の議案が提出される予定となっている。
会期は9月28日までの28日間と決定した。主な議案には、三木市税条例の一部改正が含まれている。これは、地方税法に基づくもので、医療品購入に対する医療費控除を延長する内容を含む。
また、三木市立認定こども園に関する条例の一部改正も提案された。これは志染保育所の廃止を見送り、当面の継続が必要であるため、該当規定を削除するものである。
さらに、令和3年度一般会計補正予算が計上され、新型コロナウイルスワクチン接種の対象が拡大されたことに伴い、接種対象者数が増加する。補正金額は、急を要する経費として追加される。
健全な財政運営が求められる中、令和2年度各会計の歳入歳出決算も認定される見込みだ。これには一般会計、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計などが含まれる。
市長の挨拶では、ワクチン接種状況についても言及された。9月30日に集団接種を終了する見込みで、現時点での接種率は69.84%である。村井市長は、全市民の接種を促進するための取り組みを続ける考えを示した。