令和元年5月17日(金曜日)、第351回三木市議会臨時会が開催された。新しい議長や副議長の選挙が行われ、議会の新たな体制が整った。
まず、臨時議長として加岳井茂議員が開会を宣言し、議長選挙を実施。泉雄太議員が新たに議長に選出された。この選挙では、泉議員が10票を獲得し、他の候補を大きく引き離しての当選となった。井議長は、「議会の円滑な運営を目指し、誠心誠意努力する」と決意表明した。
次に、副議長選挙では岸本和也議員が当選。この選挙においても異議はなく、岸本議員は議会の発展に寄与することを誓った。議会運営委員や常任委員会の委員も順次選任され、新しい議会体制が決定された。
続いて議員提出の議案第2号、三木市議会委員会条例の一部改正が上程された。穂積豊彦議員が提案理由を述べ、委員定数を6人から7人に増やすことの必要性を説明した。この改正案は異議なく可決され、議会の運営がスムーズになることが期待される。
さらに、専決処分に関する報告が行われた。市長仲田一彦氏は、税条例及び都市計画税条例の改正を提案し、これらについて迅速な審議を求めた。報告はすぐに承認され、専決処分の内容が議会において了承された。
また、第22号議案の三木市税条例等の一部改正も順調に審議が進んだ。ふるさと納税に関連する寄附金税額控除の特例についても議論され、全体的に合意のもとで可決される運びとなった。
最後に、監査委員の選任に関する第23号議案が提案された。穂積豊彦議員が監査委員に選任されることで、今後の市政運営における監査機能の強化が図られる見通しである。
閉会挨拶では市長仲田一彦氏が、議会役員の選出に感謝しつつ、新しい陣容での市政の推進を期待すると述べた。市議会は、今後も市民の信頼に応えるべく活動を続ける意向を示している。