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三木市、オンライン学習環境整備に1469万円を計上

三木市は新型コロナに対応したオンライン学習環境整備に1469万円を計上。観光振興事業も進行中。
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令和2年9月14日、三木市議会は第360回定例会を開催しました。

本会議では、15件の議案が提出され、各議案に対して質疑が行われました。

特に注目されたのは、令和2年度一般会計補正予算(第5号)です。市まるごとテーマパークプロジェクト事業に関する予算の配分が話題となり、板東聖悟議員(日本共産党)はその詳細を質問しました。この事業は観光庁からの百パーセント補助金で進められています。

板東議員は、観光資源開発実証事業補助金の具体的な内容を得ると共に、三木市が国に提出した提案についての質問を行い、300万円が観光イベントや新たな観光ツアーの企画立案に充てられる見込みです。

また、教育環境についても多くの発言がありました。特にオンライン学習関連の予算、1,469万円が必要となる通信環境の整備が議論されました。議員からは、通信障害が発生した際の対策や、オンライン授業の時間設定に関する質問があり、教育振興部長の横田浩一氏が回答しました。伝えられたところによれば、オンライン授業の実施時間は一日の最大で1時間から1時間半を想定しており、家庭への通信環境整備が重要視されています。

さらに、外国人児童生徒の教育支援についての質問もあり、教育振興部長は、現在の外国人児童数や対応策について説明しました。三樹小学校や自由が丘小学校では、それぞれ18名、20名の外国人児童が在籍し、音声翻訳機の導入により学習が促進されると強調しました。

最後に、コロナ対策本部についての詳細も語られ、感染者発生時の対処方針や、浮かび上がる社会的偏見への対応について議論がありました。市長は今後も新型コロナウイルスに対する適切な対策を講じることを強調し、住民の安全を守るため、さまざまな施策を積極的に進める意向を示しました。

コロナ禍の影響を受けた中で、この定例会は多くの重要な議題を含んでおり、市民生活への影響が深刻であることが改めて認識されました。今後の三木市の行政方針と施策が注目されます。

議会開催日
議会名令和2年第360回三木市議会定例会
議事録
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