第352回三木市議会は、令和元年6月26日に開議された。
市の主要な議題が討論され、いくつかの条例案や補正予算案が可決された。この議会では特に、税条例や火災予防条例の改正が重要な討議項目として挙げられている。
日程第2では、令和元年度三木市国民健康保険特別会計補正予算に関わる専決処分が報告され、市長仲田一彦氏がその内容を説明した。
続いて行われた日程第3では、三木市税条例の一部改正が提案され、「軽自動車税の見直しが求められている」と仲田市長は述べた。
さらに、国民健康保険税や介護保険に関連する条例の改正も行われ、保険料の適正化を図る意向が強調された。
請願第3号では、教職員定数改善と義務教育費国庫負担制度についての意見書採択が議題となった。ここでは多くの議員から賛同意見が上がり、討議を経た後、請願は採択された。
市議会は、今後も教育環境の向上に向けた取り組みを続ける方針を示しており、「次世代を担う子どもたちへの投資が不可欠である」と強調し、教育費の確保に取り組む必要性が指摘された。
また、議会運営委員会においては、臨時的に所管事務の調査を継続する旨の報告があり、各常任委員会の委員長による調査事項が確認された。議長の泉雄太氏は、その成果を確認し、今後の対応について理解を求めた。
最終的に、すべての議案に対する審議は終了し、仲田市長は「議員の皆様に深く感謝申し上げる」と述べて閉会の挨拶を行った。各議員からも市政に対する熱意が伝わり、将来への希望が語られた。
今後の行動計画として、防災対策や教育施策に力を入れる意向が確認され、災害時の危機管理体制も強化される見込みである。健康福祉部長岩崎国彦氏は「地域の安全確保を最優先とし、教育環境の促進にも努める」との意気込みを語った。