令和4年第373回三木市議会定例会は、12月22日に開催された。
議会では、重要な議案17件が討議され、厳粛な雰囲気の中進行した。
市長の仲田一彦氏は、補正予算の提案に係る市民生活への影響を強調した。
その中で、第70号及び第71号議案の報酬改定案に対し、板東聖悟議員は反対討論を展開した。
彼は、特別職報酬審議会の開催の重要性を指摘し、過去に開催されていない理由を批判した。
「特別職の報酬等と期末手当の妥当性を市民が納得できる仕組みを求めます」と強調した。
議案は賛成者が多く、最終的に可決された。
その後、令和4年度三木市一般会計補正予算が議題に上がると、市長から教育費に関する損害賠償金の支出について説明がなされた。
この判決に伴い、教育関連の予算が370億685万1,000円に修正されることが決まった。
さらに、議員提出の個人情報保護に関する条例の制定について、提案を行った中尾司郎議員は、個人情報の適正管理を求めた。
「この条例により権利の保護を図ることが重要」と述べ、賛同を呼びかけた。
また、大眉均議員は、さんさんギャラリーオアシスの存続を求める請願の継続審査について意見を述べ、地域振興を強調した。
市当局は、それを重く受け止め、今後も丁寧な説明を行う姿勢を示した。
議長の堀元子氏は、全ての案件が終了したことを報告し、通年を締めくくる挨拶を行った。
最後に、市長からは市政運営に対する感謝が述べられ、さらなる地域振興を目指す決意が語られた。
今後のフォローアップが期待される。