令和4年9月14日の三木市議会では、新たな条例の制定や予算に関する議案が討議された。主な議題としては、太陽光発電施設の設置に関する条例や、職員の育児休業に関する改正、また、税条例の見直しなどが挙げられた。特に、三木市都市公園条例の改正については、スケートボードパークの設置有料化が焦点となった。
本改正において、利用料が1年間で2,000円に設定されることが案内された。この価格は、近隣施設の料金設定を参考にしているが、板東聖悟議員はその根拠に疑問を呈した。市はこの使用料を地域のコミュニケーションの場と位置づけ、しっかりした管理体制を築く意義を強調した。
また、スケートボードパークの利用状況についての質疑も行われた。利用者数の減少が懸念されており、登録者数は令和2年度241人から令和3年度415人へと増加したものの、依然として市内外の利用者の動向には不明瞭な点が存在している。そのため、スケートパークの改修も求められており、安全面の強化が急務とされている。
さらに、教育議題においては文部科学省の方針に従い、生徒指導提要の改訂が進行中であることも伝えられた。特異な才能を持つ児童に対する支援や、校則の見直しについても具体的な取組みが計画されている。また、不登校の児童生徒への支援についてのネットワークの構築も進められている。
議会では市民生活に密着した様々な政策の議論が活発に行われ、地域の発展に向けての意識が高まっている様子が窺えた。議会の参加者は、引き続き市民のニーズに応えられるよう努めることが求められている。