令和4年第369回三木市議会定例会が開催され、様々な議案の審議が行われた。特に、議題に上がった三木市部等設置条例や三木市個人情報保護条例の改正は、市の行政運営に大きな影響を与える重要な案件とされています。これら寺社の議案について、全議員が意見を述べ、質問が行われました。
初田稔議員は、第20号議案の一般会計補正予算について言及し、山田錦まつりの中止による200万円削減について、代替事業の内容やその決定過程を質しました。これに対し、産業振興部長は170万円の代替事業が検討されていることを明らかにしました。
また、がん患者へのアピアランスサポート事業として67万円が提案され、医療用ウイッグや乳房補正具の助成について質疑が行われました。これに対し、健康福祉部長は対象者の条件や助成の詳細を説明しました。
さらに、子ども食堂運営助成事業として90万円が提案され、三木市内における現状や今後の展開についての議論も熱気を帯びて進行しました。地域協力と連携を深めつつ、子どもたちの支援を目的とする運営の重要性が強調されました。
緑が丘小学校の土砂災害対策工事についても議題となり、工事予定の詳細や保護者・地域住民への周知内容について質問が集まりました。教育総務部長は地域の皆様への説明責任を果たす考えを示し、工事に伴う不安を解消する応対を行うことが伝えられました。
最後に、新型コロナウイルス感染症による市内教育機関の影響についても触れ、学級閉鎖や感染対策の実施状況についての情報が共有されました。教育現場での感染防止策が一層重要視される中、教職員の負担軽減を目的とした施策も進められることが確認されました。
このように、議会では市民生活に密接に関連した案件が取り上げられ、様々な意見や質問が交わされ、今後の施策に大きな影響を及ぼす内容となっている。市議会の活動を通じ、市民の声が行政に届くことを期待したい。