令和4年12月12日、三木市議会では373回定例会が開催された。議題には、個人情報保護法に関する条例の制定や、地方公務員法改正に伴う多くの条例が含まれている。特に注目されたのは、第75号議案の「指定管理者の指定」に関するものであった。
市内のスポーツ施設に関して新たに決定された指定管理者は「神姫SFMパートナーズ」であり、議員からはその運営方法や新たな提案内容についても質問が相次いだ。
12番の板東聖悟議員は、スポーツ施設の運営に関し、特に指定管理者によるトイレの使用規制について疑問を呈した。また、総合運動公園のトイレ運営の改善に向けた意見も述べた。
一方、市長の仲田一彦氏は、財政健全化計画の重要性を強調した。その中で、長期的には市民サービスを確保しつつ、持続可能な財政運営を行なう必要があると述べた。
また、ひとり親世帯への住宅支援に関しても数々の質問があり、今回の予算では具体的な支援内容が示されなかったことに対し議員から不満の声も上がった。
さらに、教育に関する質問では、学校施設の老朽化や安全性について議論が重ねられ、特にトイレの洋式化や体育館の整備が求められた。