令和6年第2回2月定例会が開かれ、重要な議案が可決された。
議会は議案第40号から第45号までの一括上程を行った。議長の畑中優周が議事を進行する中、委員長の松橋尚文は、予算決算常任委員会での審査結果を報告した。議案第40号、令和5年度釧路市一般会計補正予算については、慎重な議論が行われた。
日本共産党議員団の松橋尚文氏は、国直轄港湾工事負担金に関する提案について、経済的な懸念を表明した。具体的には、繰越明許などの根拠が不十分であり、これにより市の負担金が10億2,000万円を超える見通しとなっていることを強調し、「過大投資」と指摘した。その結果、議案第40号は賛成多数で可決され、関連する議案41号から45号も同様に原案どおり可決された。
全議案に対し、討論は行われず、すぐに採決に進むという流れとなった。この議会は、特に財政に関する重要な決定を下す場であったことが伺える。議案の可決をもって、釧路市の公共事業への影響が予想される。
最後に、議長は委員会審査のための休会を提案し、全会一致で承認された。次回の休会日は、3月14日までの6日間となる。議会は、各議員の意見を反映しつつ効率的に進行し、散会を迎えた。