令和3年第1回釧路市議会が開催された。
この会議では、議案第30号から第37号まで、ならびに報告第1号および第2号が一括で審議された。これに先立ち、出席議員は28人であったことが報告され、議長の松永征明氏が会議を開会した。
議案の中で最も注目を集めたのは、令和2年度釧路市一般会計補正予算であった。この議案については、三木均議員が委員長として報告を行い、同議案は賛成多数で可決される見通しとなった。三木議員は、予算決算常任委員会が3月10日に開会し、その後、各分科会に分かれて審査を行ったことを説明した。
また、他の補正予算案についても、同様に原案の通り可決すべきとの報告が行われた。具体的には、後期高齢者医療特別会計補正予算や介護保険特別会計補正予算などが含まれ、これらについても承認が見込まれている。特に、補正予算の内容は地域住民への影響が大きく、慎重な審議が元々求められていた。
この日の議会審議では、議案に対する質疑は無く、円滑に進行したことが強調された。これにより、早期の採決が可能となり、各案に対する委員長報告は原案可決であるとの結論が出された。これに対し、出席議員から異議は出ず、全体的に支持を集めた。
最後に、議長の松永征明氏は3月18日までの6日間を休会とすることを提案し、議会の一致した合意の下に決定された。これにより、各議員には委員会にてさらなる審査が求められることとなった。