令和2年第1回釧路市議会の定例会が、3月13日に開議された。
この会議では、議案第40号から第48号までの一括議題が取り上げられ、各委員長からの報告が行われる内容でした。出席議員は28名で、議事は滞りなく進行した。
まず、議長の松永征明氏が開議を宣告し、議案の進行がスムーズに進んだ。
議案第40号は、令和元年度釧路市一般会計補正予算について、特に歳出に関連する議案であり、日本共産党議員団からは過大投資の懸念が表明された。しかし、採決では賛成多数により原案が可決された。松尾和仁氏(総務文教常任委員長)は、経済面や教育面からも幅広い見地で報告を行った。
次に、大澤恵介氏(経済建設常任委員長)が報告を行い、同様に議案第40号に対して、投資の大きさに対する指摘があった。しかし、こちらも原案通り可決になるという結果に。議会全体として、補正予算に対する必要性が認められた様子が伺えます。
さらには、伊東尚悟氏(民生福祉常任委員長)からも、特別会計補正予算などに関する報告が行われた。ここでは住民からの不安を受けた指摘があり、対策が求められる場面も見受けられました。それでも、多くの議案が賛成多数で可決され、審議そこそこの方向性が決定されたのです。
質疑が行われず、討論省略の提案が議長よりなされ、議案の採決が続けられました。最終的に、ほぼ全ての議案が原案の通り可決されたことになります。
会議の終盤、松永議長は9日間の休会を決定し、各委員会でのさらなる審査が行われる予定。
次回の定例会へ向けた準備も始まる中、審査を通じての市民の声をどのように反映させるかが今後の重要なカギとなるでしょう。