令和5年5月12日、釧路市において臨時議会が開催された。
今回の議会では、議案第53号と報告第3号が議題に上がり、新型コロナウイルス感染症への対策が取り上げられた。
副市長の吉田英樹氏は、議案第53号について提案理由を説明した。
この議案は、釧路市の一般会計補正予算に関連しており、16億9,570万円の経費が新型コロナ対策として追加計上される。
具体的には、保育所等における給食費等の免除を行うための国庫補助金も増額される。これにより、市の一般会計の総額は1,001億7,235万5,000円となる予定である。吉田副市長は、事業の進行に向けた必要経費であると強調した。
この議案に対する質疑が行われず、早速に予算決算常任委員会への付託が決議された。
次に、報告第3号についても同様の流れで進行した。こちらは、子育て世帯生活支援特別給付金に関連する経費に関するものであり、承認を求めるものであった。
報告第3号も同様に質疑がないまま承認が得られた後、双方の議案が可決された。
議案第54号、監査委員の選任についての件も議題に上がった。市長の蝦名大也氏は、高橋一彦議員を監査委員に選任する趣旨を説明し、その適任性を訴えた。これについても質疑は行われず、議会は迅速に採決を行い、高橋議員の選任が承認された。
今回の臨時会は、全ての議題が円滑に進行し、無事に閉会を迎えた。議長の畑中優周氏は、出席した全ての議員に対し、その労をねぎらった。