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釧路市議会、12月定例会で23件を可決

釧路市議会での令和元年第6回12月定例会が開かれ、議案23件が可決。議員からは地域課題への提言が。
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令和元年第6回釧路市議会12月定例会が、12月13日に開催され、多くの議案や意見書の議論が行われた。

本会議では、議案第125号から第147号までの一括採決が行われ、すべての議案が原案通り可決された。特に、議案第135号では釧路市職員の給与に関する条例改正について、日本共産党議員団の松尾和仁氏が、賛成意見を述べる中で市民の合意の重要性を強調した。

意見書案も複数提案され、その中で特に注目されたのが意見書案第16号「あおり運転」に関するものであり、この意見書は厳罰化を訴える内容だ。提出者の三木均議員は、最近のあおり運転による事故を例に挙げ、法改正を求める必要性を強調した。他にも、意見書案第17号のスマート農業の実現や、第18号の豚コレラ対策についても活発な議論が交わされた。

また、陳情第1号では最低賃金改善と中小企業支援が提案され、賛成の意見が出たが、結局不採択となった。西村雅人議員は、北海道の最低賃金が低水準である現状を訴え、中小企業支援策の拡充が不可欠であると述べたが、これに対する他の議員の意見は分かれた。

さらに、意見書案第20号では日米共同訓練の規模縮小が求められるものの、起立少数で否決される結果となった。議長の松永征明議員は、今議会の総括として議員に感謝の意を述べ、会議は閉会された。

このように、釧路市議会では地域社会に関わる多様な課題が議論され、今後も市民の声を反映した政策づくりが求められる。

議会開催日
議会名令和元年第6回釧路市議会12月定例会
議事録
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