令和5年第3回羽島市議会定例会が7月3日に開催され、職員給与の見直しや各種条例の改正が承認された。
選考された議題は、市職員の給与に関する条例改正、特殊勤務手当支給条例の改正など、給与関連の議案が中心である。具体的には、羽島市職員の給与を見直し、特に特殊勤務手当の支給対象を広げる内容が含まれている。 \n
市長の松井 聡氏は、「この改正は職員に対する社会的な期待を反映したものであり、サービスの向上を図るためである」と述べた。特に感染症対策のために派遣された職員への特別手当が新たな支給対象となることが明らかになった。
次に、羽島市の財政状況に関連する議案も多数承認された。令和5年度羽島市一般会計補正予算などが採決され、補正額は約884万8,000円となっている。予算には、旧庁舎の解体関連費用やアスベスト対策の調査費用が含まれている。
そのほか、インボイス制度の実施延期を求める請願は不採択となった。後藤 徹氏は反対討論を行い、制度の延期が小規模事業者にとって不利益であることを指摘した。議会は、中小企業の経済環境を守る観点から、制度の必要性を強調した。 \n
会議では、羽島市選挙管理委員及び補充員の新たな選挙も行われ、新たに指名された委員は、選挙管理の役割を果たすことが期待されている。市長は、「市の運営を円滑に進めるため、地域の了解を得ながら適切に業務を遂行してほしい」と付け加えた。
結果として、市議会は多数の重要議題に関し合意を得ており、地域の発展に向けた一歩を踏み出した。