令和4年第2回羽島市議会臨時会が5月13日に開催され、重要な議案が審議された。
議会では、まず会議録署名議員の指名、会期決定が行われた。続いて議長、糟谷玲子議員の辞職と新議長に南谷佳寛議員が選出された。これに伴い、議長、副議長を含む議会運営についても改めて確認された。
新庁舎建設特別委員会の廃止に関する議案が審議され、委員会の調査研究が終了したことから、廃止が承認された。また、専決処分について、損害賠償の額を定める報告が行われ、報告に関して質疑があり、消防水槽に関する事故対応等の説明がされた。
松井聡市長は、令和4年度補正予算の必要性について説明し、特に新型コロナウイルス感染症の影響により市民生活を支えるための予算確保が重要だと述べた。議案には、羽島市税条例等の一部改正や、厚生・介護保険担当部門における特別措置が含まれている。
議第33号では、令和4年度羽島市一般会計補正予算が承認され、249億円規模の予算が組まれた。重点的に取り組む施策として、水路改良事業や新型コロナ感染症対策が挙げられた。
質疑では、他にも教育支援事業や住民への支援策について意見が交わされ、様々な視点から議案が査定された。
今回の臨時会では、羽島市におけるさまざまな施策が検討され、特に市民の生活を直に支援する施策の重要性が再確認された。市長は「今後も市政への理解と協力をお願い申し上げる」と締めくくった。