令和5年6月23日、羽島市議会が第3回定例会を開催した。各議案の報告や任命についての議論が行われ、重要な法令改正案が審議される。
会議では、令和4年度の一般会計予算の繰越計算書や下水道事業の会計が報告された。特に、羽島市農業委員会の任命に関する議題が多く、合計16名の委員が選定される。
南谷清司議員は、農業委員会の女性委員について質疑し、国の指針に基づく構成割合が示される予定だと説明した。また、給食費の高騰に対する助成措置が議論された。給食費への助成が1年にわたり実施され、助成金額の詳細も報告された。
一方、廃棄物処理条例の改正においては、聴覚に障がいのある方への対応が検討されていると生活環境部長の高橋宏成氏がコメントした。新たに導入予定の予約受付システムでは、インターネットやFAXからの予約が可能となる。
また、令和5年度一般会計補正予算も審議され、これに基づくゼロカーボンシティ推進事業についても質疑が行われた。子育て支援としての予算配分が注目され、公共施設への太陽光発電設備導入のための調査も行われる予定だ。
最終的には、各議案が一括して提案され、委員会付託を省略することに異議なしとの意見が出る。今後の予定として、次回の本会議は7月3日に開催予定で、各委員の報告が求められる。一連の流れを通じて、市の重要施策についての理解が深まる会議となった。