令和4年第4回羽島市議会定例会が9月28日に開催された。
議会では、懲罰に関する議論が注目を集め、特に3番目の粟津 明議員に対する懲罰動議が大きな焦点となった。粟津議員は、議会運営上の秩序を乱したとされ、同議員への懲罰動議は賛成少数で否決された。この件について、南谷清司議員は「羽島市議会の品位を守るため、懲罰を科すべきだ」と強調し、応援のやじに対して自身の経験を述べた。
一方、規則違反にあたる個人的質問を行った山田紘治議員に対しても懲罰の動議が提出された。彼に関しても、議空間の秩序を壊す行為が問題視され、懲罰議論が持ち上がった。討論では、両議員に対する懲罰の必要性が議論され、最終的に山田議員には戒告の懲罰が科されることになった。この結果については、賛成との意見が多かったが、反対の意見もあるなど一筋縄ではいかない議論が続いた。
他にも、羽島市附属機関設置条例や育児休業に関する条例改正が審議され、多数の条例が可決された。特に羽島市職員の育児休業に関する条例の改正では、育児と仕事の両立を支援する旨が強調され、職員の福利厚生が大きく改善される見込みである。
最後に、総務委員会が取りまとめた結果、羽島市一般会計予算の補正も承認され、新たな施策の実施が期待される。特に、市民に向けたサービスの向上が図られる中、今後も市民協働の推進が求められ続ける。議長の南谷佳寛は、会期中市民の信頼を得るために各議員の協力が不可欠であると再度強調した。