令和2年第3回羽島市議会臨時会が開催された。
議題は、専決処分の報告及び工事請負契約の変更に関する4件である。
特に、工事請負契約の変更についての議案が注目される。
市長松井聡氏は、まず専決処分の報告を行った。
それに続き、議第45号、議第46号、議第47号の工事請負契約の変更に関する内容が一括で提案された。
この議案は、令和元年10月に可決された新庁舎建設工事の契約に基づくもので、各工事の契約金額の変更が求められている。
総務部長橋本隆司氏は、議案書に基づき詳細な説明を進め、工事の進捗状況や変更理由を丁寧に説明した。
公開の場での質疑応答も行われた。
南谷清司議員は、工事契約の変更について質問を行った。
前年の議会で既に契約が決まっていたため、議案提出の遅れについての不安が表明された。
市長は、これまでの経緯を踏まえ、工期の整合性を図るための議案の再提出について丁寧に解説した。
特に、工事の進捗に必要な費用と経済的リスクについて多くの関心が集まった。
また、工期延長に伴う工事費の増加に関する懸念も議論された。
市議会では、受注者との信頼関係を維持し、迅速な工事進行の重要性も強調された。
市側は経済的リスクを避けつつ、建設プロジェクトを進めることを優先している。
会議の最後には、師任代議員からの賛成意見が多く表明され、議案は可決された。
この決定は新庁舎建設の円滑な進行に向けた一歩として位置付けられている。
今後の工事が順調に進むことが期待されている。