羽島市議会は令和2年9月定例会を開催し、各議員がさまざまな問題提起を行った。特に注目を集めたのは、健康支援に関する施策と、福寿小学校の児童増加対策、さらには防災対策の強化である。
元気に育つ子育て世代を支えるため、羽島市保健センターでの運営が見直されている。新型コロナウイルス感染症の影響で外出自粛が求められる中、当センターは動画による健康教育を開始し、不安やストレスを和らげる取り組みを行っている。具体的には、手洗い方法や運動不足解消の動画をホームページに掲載し、家庭で取組める健康づくりを支援している。今後、感染症が収束すれば健診や教室を通じて、親同士が交流しやすい機会も設けられる予定だ。
一方、福寿小学校では、児童数が増加していることが確認されており、令和元年度には431名、現在のところ441名に達している。教員数も増加しており、これに伴い施設の整備が進められている。内訳としては、パソコン教室の普通教室化や職員室の改修が行われており、将来的にはさらなる校舎の増築が予定されている。
また、防災対策として、羽島市は除雪部会において新たな土のうステーションの設置計画を検討している。近年の局地的豪雨による道路冠水に関して、市民からの声にも耳を傾け、身近な場所で土のうが取得できることで、安心感を提供できる方策を講じると考えられる。特に、各地域の住民が納得できる土地利用の柔軟性を保ちながら展開してゆくことが大切だとされる。
羽島市議会では、これらの施策に対して市長や教育長が具体的な対策を述べ、市民の安心安全な生活に資する政策が進められている、市民の声を反映した施策の強化が図られている。