令和元年7月1日、羽島市議会は定例会を開催した。この会議では多くの条例改正が議題となり、主に公共施設の設置管理に関する条例が討議された。
特筆すべきは、議第37号の羽島市電気自動車充電施設の設置及び管理に関する条例である。これは、地球温暖化防止に寄与するため、電気自動車の普及を目的として提案されたもので、原案通り可決された。
また、使用料徴収条例の改正が議第39号で提案され、こちらも原案通り可決された。これは市の各種公的サービスに関する使用料を見直すものであった。
さらに、議第68号では令和元年度羽島市一般会計補正予算の承認が行われ、特にプレミアム付商品券事業に関する内容が含まれている。こちらは経済促進を目的としており、多くの議員から支持を受けて通過した。
他にも、通学路の安全を確保するための意見書が発議されており、特に高齢者運転者の交通事故防止に力を入れる必要性が強調された。提案者の南谷佳寛氏は、「社会全体で高齢者を支える仕組みが必要」と訴えた。
最後に、議会の運営委員会についても報告され、特別委員会の設置が決定されたことが付記された。これにより、より効果的な議会運営が期待されている。議長の星野明氏は「議員各位のご協力に感謝し、さらなるご理解をお願いしたい」と締めくくった。
議会は、午後11時02分に閉会し、スムーズな運営を確認し合った。