令和5年12月5日、田村市議会は定例会を開催した。議事は諸般の報告と議案、請願・陳情の処理に集中した。
議長の大橋幹一氏は、会議の冒頭で出席議員数を確認し、議事の日程について説明した。特に昼食後に予定されていた質疑については、通告がなかったため行わないとのこと。
日程第一では、代表監査委員や選挙管理委員会の欠席に関する報告が行われた。出席議員は17名で定足数には達していた。議長は、報告を受けた後、次の議題に移ることを決定。
日程第二では、20件の議案が常任委員会に付託された。新たな条例の改正から産業団地造成工事に関する契約変更まで多岐にわたる内容が取り上げられた。議長は、タブレット端末を使用し、議案付託表に基づいて付託を行った。
日程第三では、陳情が取り上げられた。健康保険証廃止の中止を求める内容や、医療・介護従事者の処遇改善を求める陳情が市民福祉常任委員会に付託された。議長は、これらの陳情が市民の重要な声であると認識。
会議は順調に進行し、午前10時2分に散会した。課題の整理や議案、陳情の迅速な対応が求められている中、次回の会議に向けた期待が高まる。