令和2年12月17日、議員全員協議会が開かれた。
議長の見谷氏は、議員各位の参集に感謝の意を示し、協議会の開始を宣言した。その後、議会運営委員長の堀江氏が、12月15日の運営委員会での協議結果について報告した。補正予算議案や人事案件について、理事者からの説明が行われる予定である。
堀江氏は次に、第八次福井市総合計画審議会委員の選出が決まったことをお伝えした。市民クラブや公明党などの各会派から1人ずつ、計5人の推薦がなされることになった。この選出方法は議会内での合意に基づくものであった。
その後、建設委員会が北陸新幹線敦賀開業の遅れに対する意見書案の提出を決定し、協議会へ報告された。議会側の意見書案が本会議での審議に上程される予定である。
次に、令和2年度12月補正予算案について、東村市長が概要を説明した。新型コロナウイルス対策に要する補正予算が計上されており、約1億2,965万6,000円が追加される。これにより、一般会計の総額は1460億円を超える。特に、独り親世帯への臨時特別給付金が強調された。
また、教育委員会委員の任命に関する議題が取り上げられた。春木伸一氏の再任が提案され、議会からの同意が求められた。春木氏は教育分野での豊富な経験を持ち、適任とされている。
協議会は約9分間にわたって進行し、議案に関する意見や質問は特に出なかったという。見谷議長は議員たちに対し、議事進行の協力を呼びかけ、閉会を宣言した。今後の本会議が重要な討議の場となり、迅速な対応が求められる中、協議会での合意形成の重要性が浮かび上がった。